いまこそ健康的な住宅を

コンクリートの建物で暮らしたことがある人なら、冷え冷えとして落ち着かない気分を感じたことはありませんか?
コンクリートは、木と較べ人の体表面から熱を奪いやすいのですが、理由はそれだけではありません。最近の家に使われるコンクリートや天井のベニヤ板、壁材、床材の合板などの新建材は、みな化学物質でできており、それが原因となって目や鼻、のどの痛み、頭痛、倦怠感、いらいら、アレルギー疾患など、さまざまな症状を引き起こしているのです。とくに現在は、くぎ打ちを少なくする接着工法が多用されるため、大量の接着剤が使われ、そこから「発ガン危険性が高い」と国際ガン研究機関(IARC)から指摘されている化学物質ホルムアルデビドが大量に放出されています。
このように、家が原因で体調を崩したり病気になることをシックハウス病症群と呼んでいます。社会的な問題となっている家庭内暴力や子どもの荒れなどの大きな要因になっているのではないか、とも指摘されています。

人にやさしい木材の家
木材住宅の多い地域では、「平均寿命が長い」、「出生率が高くなる」、「アレルギー疾患が少ない」ことが、調査によって確かめられています。 最近は学校校舎でも木造校舎が見直されてきましたが、鉄筋コンクリート校舎より木造校舎の方が、流行性感冒による休校率がはるかに少なく、しかも児童、教師ともに疲れにくい、いらいらしない、さらにやる気が起こりやすいことが、やはり調査によって明らかになっており、子どもたちの表情が生き生きするようになったという報告もなされています。

マイナス・イオンの力
木材などの自然素材は、マイナス・イオンの発生源であり、「疲れがはやくとれる」「熟睡できる」「精神的に安定する」など、深いいやしを与えてくれます。
この他にも、木の持つさまざまな特性が、人にやさしい住環境をもたらしています。

●木の爽やかな香りは、その主成分であるα-ピネンが血圧を下げ、リラックスさせてくれる効果があります。
●木は断熱性と保温性にも優れており、木造の家は、夏は涼しく、冬は温かく暮らせます。
●湿気が多いと吸収し、少なくなると吐く湿気の調節機能によって、アトピーやぜんそくなどの原因となるダニやカビ、殺菌の繁殖を防いでくれます。

これらが総合的にはたらいて、木のやさしい温もりを育んでいるのです。



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